サンレモ音楽祭 2019 デュエット
イベントはすでに終わって優勝も決まっていますが、4日目に行われたデュエットについて。
一種のエキシビション的な感じもあるデュエットの日。出場していない他のアーティストと、同じ曲でコラボします。アレンジをがらっと変えたりすることも。
例えばNekはロックテイスト、リズム隊をオフにして歌っていました。それもまたよかったです。
大体、「この曲を他の人が歌うならこのアーティストかな」にバッチリハマるような人選をしてました。
海外アーティストもいますが、イタリアのサンレモ常連の豪華な名前も多くありました。
Negrita はEnrico Ruggeriとデュエット。スキンヘッド、メガネ、ヒゲのそっくりな2人が並んで歌っているのは楽しかったです。
PattyとBrigaは、Giovanni Caccamoと。違う曲のように、よく聞こえました。ここはレジェンドPattyには申し訳ないけど、BrigaとGiovanni の完全なデュエットだったらとてもよかったなと思います。
IramaはNoemiと。Noemiのヴォーカル力に染まりきってるのが残念ですが、これまた合っていました。
GhemonはDiodatoと。
Diodatoもよかったですが、この曲の独特のゆらぎはGhemonが歌ってこそなんだというのを感じる結果になりました。Ghemonの個性が表面化してよかった、曲の評価が上がったように思います。
割と好きだったのは、Federica とShade、アニソン女王Cristinaと。
そして最良デュエット賞も取ったMottaはNadaと。
やっぱり男女のデュエットはいいなあと再確認したところです。
今回は残念ながら、絡み合う本格的なデュエットはありませんでしたが、面白かったです。
他のアーティストを知らないとあんまりかもですが、なかなかに珍しい組み合わせができるいい企画だと思います。継続してやってほしいですね。
なお、大会終了後しばらくしたら、公式HPから動画が消えてしまいます。そのあとこれらのデュエットは見ることができなくなってしまいますので、興味のある方は早目にサイトをチェックしてみてください!
こちら。4日目、Quarta serataから。
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